ダマスク織の吉野綾さんが手掛ける九寸名古屋帯。
今回は、ロータス(蓮)の糸を緯糸に用いて作られた珍しい作品のご紹介です。
ロータスの自然な色と、玉糸の淡いブルー系グラデーションを掛け合わせた表情のあるテキスタイル。
どことなく北欧を思わせるかわいらしい柄にも注目です。
*蓮糸(藕糸/ぐうし)とは
蓮の茎から採取したか細い繊維を1本づつ取り出し、撚り合わせて束めてようやく1本の織り糸するという果てしなく手間と根気が必要な稀有な素材。
(ミャンマー産藕糸使用)
<吉野 綾>
ネパールの旅や漆ワークショップの経験から、暮らしの道具を作りたいと思うようになり専門学校入学。
修了後、植物染めや紡ぎ、高機の扱いなどを本から学ぶ。
1999年初個展〜2010年 展示制作。ウールのショールやバッグ、カシミヤなどの毛織物を制作。
2011年〜2013年
サンフランシスコ移住時、織り機を使わない「カード織」と手織り機の中では大掛かりな「ダマスク織」を独学で学び、取り組み始める。
2014年再始動。ダマスク織が主体の制作に、毛織物や帯の制作に取り組む。
【サイズ】 長さ3m85cm ×巾 31cm
*こちらの作品はお仕立て上がってご用意しております。
【素材】 蓮の糸(藕糸-ぐうし-)、玉糸(絹)
【配送区分】 宅急便L
※送料は
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